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絶賛公開中の細田映画『未来のミライ』の展示会『未来のミライ展』に行ってきた!【写真・ネタバレあり】

今年は3年に一度の細田映画の年!という事で早速『未来のミライ』を映画館で見て、恒例となっている作品展覧会『未来のミライ展』に行って来ました!まだ今週水曜日に始まったばかりの展示会で9月中旬までの会期で開かれているので映画館で楽しめた方はいかがですか?

映画未見の方は思いっきりネタバレになります!

概要

前作『バケモノの子』から3年。2018年7月20日に全国公開された細田監督作品の『未来のミライ』。映画の後悔から5日遅れの7月25日に『未来のミライ展』もスタートしました。前回の『バケモノの子』は渋谷が舞台となった事もあり、渋谷ヒカリエでの開催でしたが、今回の『未来のミライ』の舞台となった神奈川県横浜市磯子区近辺?とは特に関係が無さそうな東京ドームシティGallery AaMo(ギャラリー アーモ)での開催となりました。

『未来のミライ展』とはいいつつ、過去の細田作品の展示も少しだけあったりします。今回は撮影可能エリアで撮影した写真をご紹介します。

ちなみにどんな展示があるかというのはパンフレットから拝借します。

絵コンテ、レイアウト、原画、背景美術などの展示はもちろん、細田作品の展覧会の醍醐味といったら立体展示!こちらも今回もいっぱいありましたよ~。

プロジェクションマッピングから3Dホログラムまで使ってます。個人的に一番楽しかったのは『空想の東京駅と黒い新幹線』でした!それでは早速簡単に紹介していきます!

入場、美術設定~Aパート

入場して各細田作品のタペストリーが飾られた部屋からまずはプロジェクションマッピングで庭から劇中で繰り広げられたシーンを回想するような演出が流れます。ここは撮影禁止エリアです。

プロジェクションマッピングが終わり、次の部屋からは撮影可能エリアとなりました。細田監督のメッセージから始まり

眼の前には大田家のリビングセットとミニチュア模型が!

触ることはできませんが中に入ることができます。すべて白色で統一されているのが、かえって設定画っぽくて不思議ですね。

プレゼンとかの場でよく見るミニチュア模型も。この時、この家の構造に対応できる家庭用エアコンはあるんだろうか、という余計な心配を内心しています。

解説を確認するとこちらの家のプロダクションデザインは『谷尻誠』さんが担当されていました。LINEやAirbnbの東京オフィスのデザインを担当された方のようですね。

くんちゃんの定位置(と思われる)席からキッチン方向を見上げてみました。他のカットもいくつかどうぞ~。

こちらのスペースでは主に細田作品と『家』に関する美術設定が解説されていました。

過去作品で登場した家も、言われてみれば共通するテーマがあまりない印象。

時かけの都会にある一般的な小さな2階建て一軒家。サマウォの武家屋敷。おおかみこどもの古民家。バケモノの子の熊徹の家(こればっかりは現実世界では無いので、なんでもアリといえばアリですが)。そして今作の郊外の住宅地に立つデザイナーズ住宅。映画を見る限り、途中で子ども部屋を増築しているようですが、各作品で見事にジャンルが異なったそれぞれの顔を見せてます。今作に限ってはタイムリープの舞台がこの家の中庭に限定されるので更に重要なポイントになっています。

そしてすぐに『未来のミライ』の作品展示が続きます。ここからは絵コンテ・レイアウト・原画・背景美術の展示がズラッと並びます。『未来のミライ』は5部作構成となっており、A~Eパートまで分かれており、ここから展示はパート毎に構成されていました。気に入ったカットをいくつかご紹介。

関連がある過去作品の原画等も途中で割り込まれていたりします。

気づいたら絵コンテ→設定→原画→立体展示になっていたり

「ここは原画コーナー!」「こっちは絵コンテコーナー!」という事ではなく、原画、コンテ、イメージ画等を組み合わせて、イメージを膨らませながら、魅せてくる展示になってます。

Bパートからは未来のミライちゃんが登場します。

このシーン、映画でも笑ったんですがこの展示でも唐突すぎてちょっと噴きました。

この無害そうな顔しといて…

4歳児に「快楽に溺れる表情に」指定を…

ここは作中でも数少ないコメディパートですよね。

細田作品ヒロイン~Bパート

次なる立体展示は未来のミライちゃん立像。並んで写真が撮影できるようになってます。

過去作品のヒロインパネルも

真琴だけ設定画の素材が違うのか、時代を感じます。もう公開が12年前(2006年)ですからね…過去作品からヒロイン達の原画も並んでいました。

ヒロ…イン…?サマウォのヒロインは今まで夏希先輩一人だけだと思ってたけどどうやら勘違いだったようで…

Eパート~大型立体展示

Cパートの『幼き母との出会い』、Dパートの『青年(曽祖父)との出会い』エリアは撮影禁止エリアとなっています。どちらのパートも動きのある絵が多いエリアなので見応えあります。特にDパートのハーモニー演出については必見です。止め絵を重ね合わせて動かせることで独特の迫力を演出しているのですが濃い解説があります。

Eパートの『空想の東京駅と黒い新幹線』エリアからは再度撮影可能エリアとなります。

映画館でこれを見た瞬間にニュースなどで見るニューヨーク証券取引所(NYSE)の中の様子が頭をよぎりましたけど実物はそこまで派手なモニタ配置じゃありませんでした。

中央線が山手線と同じホーム高まで降りてきてる…!東京駅を使う全中央線ユーザーが望んだ東京駅がここに…!

東京駅のシーン、大好きなんですよね。ディスプレイ表現とか現代のモチーフを利用しつつ未来感が溢れているのがもう、たまらん。

そしてこのパートの重要人物の『遺失物係』。CGかと思っていたら絵本などのでデザインを行っている『tupera tupera』がデザインを担当された重ね絵でした。劇中でくんちゃんがみらいちゃんに読み聞かせしようとしていた「オニババ対ヒゲ」もデザインを担当されていますね。割愛してますがこちらの立体展示もありましたよ。

このキャラ、どういう役割かと思ったら『駅長』だったんですね。この写真だと立体感が分かりますかね。袖とか手袋とか、それぞれのパーツが重なってます。

遺失物係の巨大立体展示も。下の駅長は3Dホログラムでピョコピョコ動いてます。

これがまた良くできてます。写真で見るより実物のほうが鮮明に見えますよ。

そして最後の巨大立体展示郡が!まずは猫の鈴!不気味!

そして黒い新幹線と異国表示が混ざったサイン看板や!黒い新幹線の先頭車両が!

やっぱりアラビア文字の雰囲気がいいですね~。うひょー。

助けに来てくれた未来のミライちゃんとくんちゃんが手をつなぐシーンも再現!

そして奥側に見えた黒い新幹線の内部には…!

骸骨シートが!映画館でトラウマを植え付けられた4歳時はこのシート見た瞬間に泣け叫ぶのでは…?

そして座る際には上顎に注意が必要になってくるという乗客に優しくない仕様。ちなみにシート座面や背面、骸骨部分も柔らかいクッション材が入っているので怪我をすることは無いでしょう。

上顎は形状を保つためなのか、そこまで座面に比べると柔らかくないので注意が必要です。大人だと確実にぶつけます。

こんな劇中広告あったんですね。というか呉工業にこんなゆるキャラみたいなやつがいるのを初めて知りました…

新幹線のデザインには『川崎重工業車両カンパニー』が協力しているんですね。こんなところで川崎重工業のパワポテンプレートを見かける事になるとは…

初期原案とはいえ、子供も見る映画でこのシートは怖すぎますね。

ここから二人は様々な奇跡を巡ることになるのですがそこは是非現地に足を運んで自分の目で見ていただきたいのでここでは割愛します!

過去作品からの特別展示

そしてここからは力の入ったオマケコーナー!まずはTwitter連携のOZモチーフのモニターをバックにしたラブマシーン像!

QRコードで投稿サイトを開き投稿するアバターを選んでツイートすると!

 こんな感じで表示されます!

他にも2個ほどオマケの大型展示がありますがどちらも楽しかったですよ~。細田作品の展示会は近代技術と過去作品との組み合わせが面白いですよね~。

最後は展示会ショップを経由して出場となります。展示会限定品などもありましたよ!

もう一つの展示

実は東京ドームシティでは別の場所でも『未来のミライ』に関する展示があります。

出口を出て左手方向の奥に見える階段を登りミーツポート方面に向かいます。(写真では中央奥の細い階段です)

階段を登ってそのまま真っすぐ、斜め左手側にある幅広の白い階段を登ると見えてくる…

「MIRAI」の巨大文字展示!各文字に過去作品のキャラ達が!

実は会場内を含めてQRコードを読み込んでクイズに答えると限定壁紙がもらえるデジタル・クイズ・スタンプラリーが開催されているのですが、こちらにもそのQRコードがあります!クイズは何回でもリトライできるのでそこまで細田作品に詳しくなくてもそのうちクリアできます!

最初はミーツポートがどのあたりにあるのか周りを探し回りましたが以外にすぐ近くにありました。係員さんに聞いても教えてくれると思います。

この展示会以外にも未来のミライは謎解き周遊ゲーム未来のミライカフェ(東京8/10~9/24、愛知8/24~9/24)などのイベントが多方面に展開されているので今度はそちらにも行ってみたいと思います!以上、『未来のミライ展』レポートでした!載せている資料などはあくまで一部なので『この記事を見たから行くのはいいかな~』と思っている方も足を運んでいただいたほうがいいですよ。あえて重要なシーンの資料などは載せていませんよ~!

オマケ

会場入場時に訪問記念品を頂いたのですが中は…

『バケモノの子』のワンシーンでした。欲を言えば夏希先輩か真琴のシーンが欲しかったが…まあ笑ってごまかそう!